取り扱う布は繊細な高密度織物
高密度織物とは、細番手と呼ばれる細い糸を使って、織り目の隙間をできる限り小さくするように細かく織った生地のことをいいます。
非常に細い綿糸を高密度に織り込むことで、滑らかな風合いの生地を織り上げることができ、服地や布団側地などに採用されています。 近年では、それら綿糸とリネンやラミー、シルク、ポリエステルなどの多種多様な糸との交織織物を開発するなど、常に新たな商品開発に取り組むことで、衣料用生地として世界のトップブランドにも高い評価を得ています。
Made in Japanの誇り
近年、海外の工場で生産された安価な生地を使ってつくられた商品も多く、その品質も向上しつつあります。そんな中、日本製品の品質の良さに改めて気づかされることもあります。
辰巳織布では、これからも日本製生地の品質の良さを守りつづけ、より多くの人に改めて日本製品の良さを知っていただけるよう、誇りをもって製造しています。
FILCOT®(フィルコット)
FILCOT®(フィルコット)は当社が開発した、経糸の長短複合織物です。
一般的に、織物の風合い(特徴)は経糸で決まると言われていますが、経糸に長・短繊維を併用し、短繊維の織物の特性である、膨らみやドライ感を活かしながら、長繊維の織物の特性である、ドレープ性や繊細な「しなやかさ」の両方を兼ね備えた画期的な織物です。
今までのものとはまるで違う風合いを持っています。例えば長繊維特有のドレープ性や繊細なしなやかさと、短繊維特有の張りやこしといった膨らみやドライ感を併せ持つような全く新しい織物と、縦方向と横方向の其々が長短複合になることにより表は綿、裏はポリエステル(その逆も可能)といった特徴を併せ持つ完全な二重織が出来上がります。
FILCOT®(フィルコット)について
登録第5378206号
商標登録日 2010年12月24日
ご希望の生地をオーダーメイドで
辰巳織布では、お客様のご要望をしっかりと伺い形にすることができます。
長年培ってきた技術力とノウハウ、開発力で、貢献いたします。
多種多様な生地を取り扱ってきた辰巳織布にとって、「生地」の可能性を拡げることが私たちの使命です。
ただの「生地」ではなく、
生活の一部であること
辰巳織布の製造する「生地」は、あなたが手に取るときには服であり、布団であり、カーテンである。それは生活の一部であり、私たちはその生活の一部を創造しています。 すべての人の生活をより豊かなものにするために。